カードとウォルサード

プロンテラから南に下って少し、ポリン島と呼ばれる入り組んだ小島。
ウォルサードは一枚の小さなカードを見つめながらしゃがみこんでいた。
「………何を黄昏ている」
少し離れた所でドロップスを叩き終わったジェイドが近付いてきて、呆れたように声をかけた。
ちなみに今日の装備は+7チェイン(店売り)
つまりは空きビン回収に来ている二人だった。
「……いや、こーいうの久しぶりに拾ったなぁと思って」
「……………大喜びされるのも引くが、ポリンcごときでしみじみされるのもな…」
「前はけっこう拾ってた気がするんだけどなぁ」
聞いていないようだ。
「あぁ、そういえばこれもお前と一緒の時に出たんだったか」
そう言うとジェイドは被っていたビレタを手にとってくるりと回した。
その内側に挿しこまれているのはエルダーウィローカード。
「エギラカードもお前が出してくれたっけ」
ウォルはジェイドを見上げてから、盛大な溜息をついた。
「俺のレア運、あの頃に使い切った気がする……」
「なんだ、不満か?」
「いや、別にそーいう訳じゃ…」
拾ったレアの殆どがジェイドの役に立つ物だった事は、今となっては嬉しい事だからそれを気にしている訳じゃない。
今哀しいのはただ、意地でも買い取るからと作ってもらったアイスツーハンドアクスの借金が減らない事だ。
「ちくしょー、金目の物落とせーーーーー!!」
「ポリンに無体な事を言うな」
ポリンを一撃で粉砕するウォルサードの後姿を見て。
空き瓶が溜まったら金目の物を集められる狩場へ行こうと思うジェイドだった。

2004.5.6

あとがきっぽいもの

思いついたは良いけれど、どこに入れて良いのかわからなくて浮いていたネタ。
まずは空き瓶拾ってる場合じゃないと。
エルダcとエギラcを一緒に狩りに行ったギルメンに拾ってもらったのは私ですがw
いまだに挿せる装備を持っていません;
買う金も貯まりゃしない;

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